黒ヤギのアイデアスイッチ

【ドラゴンボール】ベジータが喜びを表に出した場面ランキングベスト5

ドラゴンボールに出て来る人気キャラ、ベジータ
 
惑星ベジータの王子であり、初登場時はどんな願いでも叶うドラゴンボールを求めて地球侵略にやって来た敵キャラです。
 
このベジータ、元々残虐な性格の上に王子という自負とプライドからあまり自分の喜びを表現するシーンがありません。
 
ということでベジータが喜びを抑えることができずについ表に出てしまったシーンを集めてランキングにしてみました!
 
女性は不良がふと見せる優しさにドキッとするらしいですね。
 
普段は見ることのできないギャップを知るとみんなももっとベジータを好きになると思います。
 
いつもヘラヘラしている孫悟空を見ると、普段何を考えているか分からないですしね。
 
それではさっそく誇り高きベジータ様の喜びを抑えられないシーンベスト5に行ってみましょう!
 
 

 

 

 第5位  「ふはははは……!!俺たちサイヤ人は戦うたびに強くなっていく……!!」

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フリーザ編より、ドドリアを締め上げながら喜ぶシーンが第5位にランクインしました。
 
地球侵略に失敗したあと、ナメック星にドラゴンボールがあることを聞きつけたベジータは急いで宇宙船に乗り込みナメック星へ向かいます。
 
ここにはベジータの上司であるフリーザがすでに到着しており、ベジータドラゴンボールを先に集めてあわよくばフリーザも打倒したいとひとりで画策します。
 
相手は圧倒的な力の差があるフリーザ。しかし、側近のザーボンドドリアなら一人になったところを狙えば倒せる可能性がある。
 
そう思っていたところ、都合よくドドリアが一人になるタイミングができ、ベジータドドリアの対決が始まります。
 
以前は側近のドドリアにも敵わなかったベジータですが、地球での戦いを経験したことで戦闘力が大幅に上がっていました。
 
ドドリアを圧倒するベジータドドリアの腕を締め上げ、上記のセリフを発します。
 
「ふはははは……!!俺たちサイヤ人は戦うたびに強くなっていく……!!相手が強ければ強いほど……オレも強さを増していく……!!」
 
強くて手の出なかったドドリアを圧倒する喜び、自分の戦闘力が強くなっていることの喜びが冷徹なはずのベジータからあふれでてくるシーンです。
 
 
 

第4位 ファイナルフラッシュ

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セル編より。完全体となったセルに全く歯が立たず、奥の手だったファイナルフラッシュが自分でもビックリの命中。
 
セルの半身を吹き飛ばすというシーンが第4位になりました。
 
精神と時の部屋で1年分の修行をし、大幅にパワーアップを果たしたベジータ
 
かつて圧倒的に負けてしまったセルを完膚なきまで打ちのめします。
 
相手が弱いと知るや戦いに面白味を感じなくなったベジータ
 
「完全体になりさえすれば!」と悔しがるセルを見て、周りの反対を押しきりセルの完全体への変身を手助けします。
 
それまでセルに圧倒していたはずのベジータですが、完全体になると全く歯が立たなくなり次第に余裕が無くなります。
 
「笑えよベジータ」というセルの挑発に、新技「ファイナルフラッシュ」を放ち、セルの半身をえぐります。
 
不意を突かれて悔しがるセルを見て高笑いをするベジータ
 
敵わないと思った相手にとどめをさせたと喜ぶシーンでした。
 
しかし、実は再生能力のあるセルがわざとやられたふりをしただけでした。
 
不敵な笑みを浮かべて「なんちゃって」と言い、体を再生するセルにベジータは笑いが止まり、直後に絶望へ叩き落とされてしまいます。
 
 
 

第3位 くじで12番を引く

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魔人ブゥ編より。第25回天下一武闘会のトーナメントの組み合わせを決めるくじで12番を引くシーンが3位になりました。
 
すでに何人かはくじを引き終わってて、ライバルの孫悟空は11番を引いていました。
 
ベジータは引いたくじを確認すると笑みを浮かべ、くじを孫悟空に見せつけます。
 
さらに、「やったぞ!カカロットが相手だ!待っていた!このときを待っていたぞ!オレがカカロットに勝利する日を!」と独白が続きます。
 
日ごろ共通の敵ができた事で行動を共にし、さらにセル編で悟空が死んでしまったことで地球侵略して以降、孫悟空と対決することは叶いませんでした(悟空の体を乗っ取ったギニューをボコボコにしてたときは本当に嬉しそうでした)
 
24時間という制限つきで生き返った悟空と再戦できるという喜び。
 
それを隠しきれないくじの見せつけとドヤ顔。
 
ここでは自分では気付いていない、4年ぶりに悟空と再会できたことに対する喜びも深層に芽生えていたのではないかと推測します。
 
ちなみに途中で問題が発生し、大会中の対決は実現しませんでした。
 
 
 
 

第2位 スーパーサイヤ人になる

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人造人間編より。初めてスーパーサイヤ人になるシーンは原作には無く、ベジータのセリフでの当時の回想のみになります。
 
しかし、
 
「オレは喜びに打ちを震えたぜ……!やっとカカロットを超えサイヤ人の王子に戻れるときが来たんだ……!」
 
と、喜びに打ち震えたことを白状しています。
 
パワーアップをしても常に敵や孫悟空には敵わず、後塵を拝してばかりのベジータ
 
かつて惑星ベジータで王子だったベジータにとって、誰かに劣るのはプライドが傷つけられるもの。
 
スーパーサイヤ人に自分も到達できた事で自尊心の回復と、以前スーパーサイヤ人がなんなのか分からず、何にも変化していないのに「このオレが伝説のスーパーサイヤ人だ」とドヤっていた痛い過去を払拭できました。
 
セリフだけでも当時の喜びようが容易に想像つきます。
 
ということで初スーパーサイヤ人が2位。
 
 
 

第1位  「どうやらオレの息子のほうが血統がよかったらしい」

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栄えある1位は魔神ブゥ編、第25回天下一武闘会子供の部で息子トランクスが優勝した直後のシーンになりました。
 
前回大会から15歳未満の選手は子供の部で試合をすることになった天下一武闘会
 
奇しくも決勝はベジータの息子、トランクスと悟空の息子、孫悟天の試合になりました。
 
拮抗した勝負でしたが悟天が場外に足をつけた事で勝負あり。
 
見事トランクスが優勝します。
 
子供同士とはいえこの試合はもはや親の代理戦争。
 
自分の息子が悟空の息子に勝ったことで喜びが抑えきれず、悟空の肩を叩き、
 
「はっはっはっおい!ざんねんだったな。どうやらオレの息子のほうが血統がよかったらしい」
 
と皮肉を言い放ちます。
 
これまで「ハハハハハ!!」と高笑いするのがデフォだったベジータが「はっはっはっ」と相手を挑発するような笑いに加え、「おい」と付け加えています。
 
相手が落ち込む様を見ていたいという余裕があります。
 
さらに注目する点は、この喜びは自分主体ではなく、自分の息子の頑張りに喜んでいること。
 
さきほど「代理戦争」と言いましたが、元々常に孤立して戦いに明け暮れていたベジータ
 
仲間が敵を倒したとしても自分の強さにしか興味の無かったベジータは悔しがることはあっても喜ぶことはありませんでした。
 
それが、自分の息子の活躍を喜ぶようになっている。
 
家族というつながりを認められ、自分の事のように喜べるようになったという点が評価のポイントになりました。
 
 
 

まとめ

以上がベジータの喜んでいるシーンを厳選したランキングになります。
 
冷徹で感情を表に出さないベジータの喜ぶシーンを見るとどんどんベジータに興味が出て来ると思います。
 
ベジータを追いながらドラゴンボールを読んでみるのも面白いかもしれません。
 
最後に。
ベジータは感情を出さないと言ってましたが、本を読み返すとけっこう頻繁に笑ってました。
 
おわり。