黒ヤギのアイデアスイッチ

【ドラゴンボール】ナメック星人の同化は本当にきっかけに過ぎなかったのか【考察】

ドラゴンボールに出てくるピッコロ。

 
彼はナメック星人という特殊な能力を持った種族です。
 
腕が伸びたり、巨大化したり、体を再生したり……
 
そしてその特殊能力の中に、「他のナメック星人と同化する」というものがあります。
 
ナメック星人同士で一体化することにより、戦闘力が何倍にもなる。
 
そして片方の人格だけが残り、同化される側は「ただのきっかけにすぎない」らしいのです。
 

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取り入れる側からすると願ったり叶ったりな同化。
 
しかし、同化することによって本当に戦闘力が増えるだけで終わるのでしょうか。
 
今回は同化した後のピッコロの言動を追って、「同化が本当にきっかけに過ぎなかっただけのか」を考察したいと思います。
 
目次
瀕死のネイルを見つけたピッコロが近寄ると、自分と似た種族に驚きます。
 
するとネイルは「私と同化しろ……そうすればお前の力が数倍になる……」と息も絶え絶えに説明します。
 
ピッコロは「うれしい申し出だが」と前置きし、
 
「オレはオレでいたい! 人格まで貴様などとは同化したくない」
 
と拒否をします。
 
それに対してネイルは
・時期に私は死んでしまう
・人格はピッコロのもの
・わたしはただの(パワーアップの)きっかけにすぎない
 
と説明しました。
 
ピッコロはしぶしぶながらもネイルの説明で同化を決意します。
 
 
 

戦闘力の大幅アップ

ネイルと同化すると、ピッコロは体から力が溢れて来るのを感じます。
 
それに驚くとともに喜び、諸手を挙げて喜びました。
 
ドラゴンボールがバトル漫画で、特にこのフリーザ編では戦闘力のインフレが起こっており、読者もパワーアップにしか目が行ってなかったと思います。
 
界王星で数日しか修行をしていなかったピッコロは同化によってパワーアップをし、フリーザの第二形態とほぼ互角並の戦闘力になりました。
それでも見た目はピッコロのまま。
 
ネイルの言った通り、同化は片方の意思のみが残り、吸収された方はパワーアップの引き金になるだけのように錯覚してしまいます。
 
しかし、同化した後のセリフを追ってみると同化で得られたものは戦闘力だけではないことに気づきます。
 
 
 

同化した後のピッコロの言動の変化

最長老「様」発言

ピッコロは孫悟空との対決、孫悟飯の師事を通じて感情が穏やかになっていきましたが、それでも元大魔王の記憶と意思を受け継いだ不遜な態度を取っていました。
 
もちろん神様を越えた界王に対しても「貴様」と言いはなっています。
 
サイヤ人編でナッパに殺され、界王星で修行していたピッコロは、ナメック星のドラゴンボールによって蘇生し、さらにナメック星へ降り立ちます。
 
初めてナメック星に来たときの感想は「(初めて来たはずなのに)妙に懐かしい気分」
 
そして初めてネイルを見つけたときは自分と見た目が似ている事に驚いています。
 
と、もちろんナメック星に関する情報は一切無かったはずです。
 
しかし同化をした後は、あれだけ上下関係に疎かったピッコロが(知らないはずの)最長老を「最長老様」と呼び死を悼み、初対面のデンデの名前を知っていました。
 
要するに同化はパワーアップだけでなく吸収した側の記憶まで共有する事が発覚しました。
 

人格の変化

同化したときに記憶が共有されたことで、ピッコロは人格が変化している事がわかります。
 
意識のベースはピッコロとしても、膨大な記憶が入り込むことによって、意識していなくても人格が歪まされてしまっています。
 
ピッコロは意識が残っていて気づいていなくても、同化について詳しいネイルは知らないはずはありません。
 
なのでアニメでの同化直前のネイルの笑みの理由が分かったような気がします。

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トキソプラズマとネズミの関係

自分が意識していなくても人格や行動が変えられてしまう。
 
これは洗脳やマインドコントロールと同じです。
自分の努力のおかげで成し遂げたはずの成功を宗教のおかげと思い込まされ、さらには他の人に宣伝して勧誘することが宗教のあり方だと刷り込まれるのと一緒です。
 
話は変わりますが、ネコに常在しているトキソプラズマという単細胞生物は、ネズミに寄生すると脳を操ってしまいます。
 
卵としてネズミの体内に入ると成長してネズミの脳内に入ります。
 
そしてネコの体に戻るためにネズミが食べられやすくなるようコントロールします。
 
反応速度が鈍ったり、危険に対して疎くなったり、ネコに襲われたときの行動が鈍るようになってしまいます。
 
話が逸れてしまいましたが、ピッコロさんはネズミと同じように、知らないうちに脳を支配されていたのではないかと思われます。
 
 
 

神様の同化の拒否はピッコロの変化に気づいていたから?

元々はピッコロと一体だった神様。
 
地球に降り立った龍族の天才児「カタッツ」の息子は、人間の汚い部分を見て悪の心が芽生えてしまいます。
 
その善の部分と悪の部分を切り離し、善が神様、悪の部分がピッコロ大魔王になってしまったのです。
 
悟飯と触れあうことで性格が変わり、神様も認めるほどの人格者になったピッコロ。
 
ですがネイルと同化した後のピッコロが変わってしまっていたことに気づいてしまったのでしょう。
 
ピッコロから同化を促された時に渋ってしまいます。
 
まるでそのときのピッコロが会員制の調理器具を売りに来る疎遠だったはずの同級生に見えていたはずです。
 
しかしピッコロ、セールスのために心理学を習得していました。
 
街でセルが暴れている様子を神様に見せます。
 
人間が恐怖や不安で操りやすくなることを知っています。
 
恐怖に直面すると動けなくなり、視野が狭くなります。
 
頭ではあれこれ対処を考えているつもりでも実は何も考えることができていないんですね。
 
そしてピッコロは同化を勧めます。
 
逃げ道や解決策を提示すると人間は素直に従ってしまいます。
 
人間には限らず、ネズミでも逃げ道を見せるとそこしか見えなくなり向かってしまいます。
 
こうしてしぶしぶながらも神様はピッコロと同化しようと思うのでした。
 
 
 

神様との同化後はもちろん

同化したピッコロは神様の記憶が入ってきたことで、もしかしたらこの時点で同化によって人格が変わってしまうことに気づいたかもしれません。
 
しかし後の祭り。
 
神様と同化した後は自分の事を「神でもピッコロでもない名前を忘れてしまったナメック星人」と名乗ります。
 
そして不遜だった性格は変わり、貴様呼ばわりしていた界王に「様」をつけ敬い、界王神様は名乗られただけで恐れおののいてしまうようになります。
 
変わってしまった事は悟空にも気付かれ、「神コロ様」と呼ばれてしまう始末。
 
初期のキャラは崩壊し、神様の持っていたギャグ要素も取り入れた名前を忘れたナメック星人に成り下がってしまいました。
 
 
 

結論

このピッコロの一連の行動は、「自分だけは大丈夫」と思っている人ほど騙されやすいということを如実に表していると思います。
 
みなさんもネイルのような言葉巧みに同化を勧めるような輩には気をつけてください。
 
あれ?そんなはなしだったっけ?まぁいいや。おしまい!

【ドラゴンボール】ベジータが喜びを表に出した場面ランキングベスト5

ドラゴンボールに出て来る人気キャラ、ベジータ
 
惑星ベジータの王子であり、初登場時はどんな願いでも叶うドラゴンボールを求めて地球侵略にやって来た敵キャラです。
 
このベジータ、元々残虐な性格の上に王子という自負とプライドからあまり自分の喜びを表現するシーンがありません。
 
ということでベジータが喜びを抑えることができずについ表に出てしまったシーンを集めてランキングにしてみました!
 
女性は不良がふと見せる優しさにドキッとするらしいですね。
 
普段は見ることのできないギャップを知るとみんなももっとベジータを好きになると思います。
 
いつもヘラヘラしている孫悟空を見ると、普段何を考えているか分からないですしね。
 
それではさっそく誇り高きベジータ様の喜びを抑えられないシーンベスト5に行ってみましょう!
 
 

 

 

 第5位  「ふはははは……!!俺たちサイヤ人は戦うたびに強くなっていく……!!」

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フリーザ編より、ドドリアを締め上げながら喜ぶシーンが第5位にランクインしました。
 
地球侵略に失敗したあと、ナメック星にドラゴンボールがあることを聞きつけたベジータは急いで宇宙船に乗り込みナメック星へ向かいます。
 
ここにはベジータの上司であるフリーザがすでに到着しており、ベジータドラゴンボールを先に集めてあわよくばフリーザも打倒したいとひとりで画策します。
 
相手は圧倒的な力の差があるフリーザ。しかし、側近のザーボンドドリアなら一人になったところを狙えば倒せる可能性がある。
 
そう思っていたところ、都合よくドドリアが一人になるタイミングができ、ベジータドドリアの対決が始まります。
 
以前は側近のドドリアにも敵わなかったベジータですが、地球での戦いを経験したことで戦闘力が大幅に上がっていました。
 
ドドリアを圧倒するベジータドドリアの腕を締め上げ、上記のセリフを発します。
 
「ふはははは……!!俺たちサイヤ人は戦うたびに強くなっていく……!!相手が強ければ強いほど……オレも強さを増していく……!!」
 
強くて手の出なかったドドリアを圧倒する喜び、自分の戦闘力が強くなっていることの喜びが冷徹なはずのベジータからあふれでてくるシーンです。
 
 
 

第4位 ファイナルフラッシュ

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セル編より。完全体となったセルに全く歯が立たず、奥の手だったファイナルフラッシュが自分でもビックリの命中。
 
セルの半身を吹き飛ばすというシーンが第4位になりました。
 
精神と時の部屋で1年分の修行をし、大幅にパワーアップを果たしたベジータ
 
かつて圧倒的に負けてしまったセルを完膚なきまで打ちのめします。
 
相手が弱いと知るや戦いに面白味を感じなくなったベジータ
 
「完全体になりさえすれば!」と悔しがるセルを見て、周りの反対を押しきりセルの完全体への変身を手助けします。
 
それまでセルに圧倒していたはずのベジータですが、完全体になると全く歯が立たなくなり次第に余裕が無くなります。
 
「笑えよベジータ」というセルの挑発に、新技「ファイナルフラッシュ」を放ち、セルの半身をえぐります。
 
不意を突かれて悔しがるセルを見て高笑いをするベジータ
 
敵わないと思った相手にとどめをさせたと喜ぶシーンでした。
 
しかし、実は再生能力のあるセルがわざとやられたふりをしただけでした。
 
不敵な笑みを浮かべて「なんちゃって」と言い、体を再生するセルにベジータは笑いが止まり、直後に絶望へ叩き落とされてしまいます。
 
 
 

第3位 くじで12番を引く

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魔人ブゥ編より。第25回天下一武闘会のトーナメントの組み合わせを決めるくじで12番を引くシーンが3位になりました。
 
すでに何人かはくじを引き終わってて、ライバルの孫悟空は11番を引いていました。
 
ベジータは引いたくじを確認すると笑みを浮かべ、くじを孫悟空に見せつけます。
 
さらに、「やったぞ!カカロットが相手だ!待っていた!このときを待っていたぞ!オレがカカロットに勝利する日を!」と独白が続きます。
 
日ごろ共通の敵ができた事で行動を共にし、さらにセル編で悟空が死んでしまったことで地球侵略して以降、孫悟空と対決することは叶いませんでした(悟空の体を乗っ取ったギニューをボコボコにしてたときは本当に嬉しそうでした)
 
24時間という制限つきで生き返った悟空と再戦できるという喜び。
 
それを隠しきれないくじの見せつけとドヤ顔。
 
ここでは自分では気付いていない、4年ぶりに悟空と再会できたことに対する喜びも深層に芽生えていたのではないかと推測します。
 
ちなみに途中で問題が発生し、大会中の対決は実現しませんでした。
 
 
 
 

第2位 スーパーサイヤ人になる

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人造人間編より。初めてスーパーサイヤ人になるシーンは原作には無く、ベジータのセリフでの当時の回想のみになります。
 
しかし、
 
「オレは喜びに打ちを震えたぜ……!やっとカカロットを超えサイヤ人の王子に戻れるときが来たんだ……!」
 
と、喜びに打ち震えたことを白状しています。
 
パワーアップをしても常に敵や孫悟空には敵わず、後塵を拝してばかりのベジータ
 
かつて惑星ベジータで王子だったベジータにとって、誰かに劣るのはプライドが傷つけられるもの。
 
スーパーサイヤ人に自分も到達できた事で自尊心の回復と、以前スーパーサイヤ人がなんなのか分からず、何にも変化していないのに「このオレが伝説のスーパーサイヤ人だ」とドヤっていた痛い過去を払拭できました。
 
セリフだけでも当時の喜びようが容易に想像つきます。
 
ということで初スーパーサイヤ人が2位。
 
 
 

第1位  「どうやらオレの息子のほうが血統がよかったらしい」

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栄えある1位は魔神ブゥ編、第25回天下一武闘会子供の部で息子トランクスが優勝した直後のシーンになりました。
 
前回大会から15歳未満の選手は子供の部で試合をすることになった天下一武闘会
 
奇しくも決勝はベジータの息子、トランクスと悟空の息子、孫悟天の試合になりました。
 
拮抗した勝負でしたが悟天が場外に足をつけた事で勝負あり。
 
見事トランクスが優勝します。
 
子供同士とはいえこの試合はもはや親の代理戦争。
 
自分の息子が悟空の息子に勝ったことで喜びが抑えきれず、悟空の肩を叩き、
 
「はっはっはっおい!ざんねんだったな。どうやらオレの息子のほうが血統がよかったらしい」
 
と皮肉を言い放ちます。
 
これまで「ハハハハハ!!」と高笑いするのがデフォだったベジータが「はっはっはっ」と相手を挑発するような笑いに加え、「おい」と付け加えています。
 
相手が落ち込む様を見ていたいという余裕があります。
 
さらに注目する点は、この喜びは自分主体ではなく、自分の息子の頑張りに喜んでいること。
 
さきほど「代理戦争」と言いましたが、元々常に孤立して戦いに明け暮れていたベジータ
 
仲間が敵を倒したとしても自分の強さにしか興味の無かったベジータは悔しがることはあっても喜ぶことはありませんでした。
 
それが、自分の息子の活躍を喜ぶようになっている。
 
家族というつながりを認められ、自分の事のように喜べるようになったという点が評価のポイントになりました。
 
 
 

まとめ

以上がベジータの喜んでいるシーンを厳選したランキングになります。
 
冷徹で感情を表に出さないベジータの喜ぶシーンを見るとどんどんベジータに興味が出て来ると思います。
 
ベジータを追いながらドラゴンボールを読んでみるのも面白いかもしれません。
 
最後に。
ベジータは感情を出さないと言ってましたが、本を読み返すとけっこう頻繁に笑ってました。
 
おわり。

アメリカとイランの関係が悪い理由を歴史をふまえてまとめてみた

ここのところアメリカとイランの間で物騒な話題が続いています。

 
アメリカの軍事基地を攻撃したり、報復をするとかしないとか……
 
なんでアメリカとイランはこんなにギクシャクしてるのでしょう。
 
じつは欧米諸国とイランの歴史を見るとなんでいがみ合ってるのかが理解できます。
 
でも、歴史の授業でもそうですが、年表とか、漢字やカタカナの暗記ばっかりで、いまいち好きになれない分野で頭に入ってきませんよね。
 
と言うことでめちゃくちゃ簡潔に、中田のあっちゃんばりにはしょって時系列を整理してみようと思います。
 
要約すると、アメリカの言いなりだったのが、革命でアメリカから離れていって仲違いをした経緯があるのですが、できるだけ絵を使って説明してみます。
 

戦後のイランと西欧諸国

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第二次大戦が終わると、世界の覇権をアメリカとソ連で争うことになります。
 
イランは、当時のソ連と隣り合わせだったので、ソ連に取り込まれてしまわないかという不安が西欧諸国にありました。
 
なので、イランの皇帝と仲良くなり、イランの共産化を防ごうとします(ソ連と繋がらないように牽制)。
 
アメリカが主体となり、イランに欧米の文化を取り入れさせていきます。
 
産業の工業化、識字率の上昇、農地の解放など、イランは近代化を始めます。
 
アメリカの文化が流れ込み、1970年代までイランは西欧諸国のような街並みをしていました。
 
要約
1950~1979まではアメリカと仲良しだった
 

イラン革命アメリカからの脱却

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欧米化を推し進めたイランでしたが、国内ではその政策に不満を持つ人が増えていきます。
 
皇帝は強引に反対勢力を鎮圧していましたが、次第に抑えきれなくなります。
 
国内ではアメリカの影響の排除、イスラム教の考えに戻ろうとする動きが大きくなり、1979年についに皇帝を国外に追放します。(イランイスラム革命)。
 
欧米のようだった街の風景は一気にイスラム一色になります。
 
こうしてイランの新しい時代が始まっていくのですが、排除されたアメリカからすれば納得のいかない展開です。
 
このときからイランに対して執拗に嫌がらせを始めていくのです。
 
要約
イランの革命とアメリカの不満が始まる
 

アメリカの数々の嫌がらせ

革命直後のイランは不安定な時期と言うことで、隣のイラクが戦争をしかけてきます。
 
アメリカはイランの敵のイラクに介入し、戦争を手伝います。
 
さらにイギリスはイラン国内での暴動に関与するなど、国内外でイランへ嫌がらせを続けました。
 
そして2002年。アメリカは、イランが核開発を進めているという声明を世界へ向けて発信するのです。
 
イランは「原子力発電所の研究で核兵器の開発ではない」と反論しますが、聞き入れてもらうことはできません。
 
イランから産出される石油などの輸出を規制するなど経済制裁をとられてしまいます。
 

窮地に立ったイランをオバマが救う

国外へ天然資源を輸出できなくなったイランは苦しくなっていきます。
 
国は貧しくなり、イランを守るために戦争やテロを起こしかねないほどの窮地に立たされてしまいました。
 
しかし、この状況をアメリカの前大統領のオバマが救います。
 
イランの核開発を制限する代わりに経済制裁を止めるというイラン合意という声明を世界と結びます。
 
これが2016年の事。
 
互いの妥協点を作り、世界の緊張は解消されることになりました。
 

トランプ大統領がすぐに破棄

イランも最悪の危機を脱したイラン合意ですが、アメリカの新大統領のトランプがすぐに話を白紙に戻します。
 
2018年。イラン合意から2年後にその合意から脱退することになります。
 
これによりアメリカとイランの緊迫した状況が戻ってしまうことになりました。
 
戦争しかねない状況。
でも互いに戦争までは発展させたくない。
 
その思惑からなのか、いがみ合いつつも報復までは起こさないという奇妙なバランスが二国間で続いています。
 
 
 
 
 

まとめ

最近のいざこざは1970年代にアメリカからイランが離れた事から始まっています。

 

今から50年前。

 

現在生活している人のほとんどは生まれたときからいがみ合ってるので、それが当たり前の世界だと思ってるのではないでしょうか。

 

その世界を変えるオバマ大統領のイラン合意。

 

また合意前の緊迫した状況に戻ってしまいましたが、もう現地では常識になってしまっているだろう二国間のいがみ合い。

 

それを解決するような革新的な関係をつくってほしいと思います。

[ネタバレあり]麻雀の鬼と書いて雀鬼。その迫力は胡散臭さも吹き飛ばす珠玉の名作[真雀鬼11~奪われた死闘 片腕の代走屋]

巷には漫画や映画のレビューやネタバレのブログが多くあります。
 
映画を観る前に、既に鑑賞した人の評価が気になる人
 
漫画を読み進める前にある程度のストーリーを把握したい人
 
なんとなく見たけどいまいちストーリーが分からなくてブログでストーリーを理解したい人
 
そんな人たちに需要のある分野だと思います。
 
かく言う僕も全くのヒラで映画を観ることは少なく、ある程度ネタバレの知識を詰んでから観ています。
 
その方が話も入って来やすいし、誰しもCMとかである程度前情報ありきで観てると思うので同じようなもんだと思います、
 
と言うことで僕もブログを始めたわけだし、少しずつそういったネタバレ記事なんかも書いてみようと思った訳です。
 
初めてなので知名度も高く、評価の高い作品から練習していこうと思います。
 
 
では、前置きが長くなりましたがさっそく映画を紹介したいと思います。
 
今回の作品はタイトルにも書きましたが、かの大人気シリーズ「雀鬼(じゃんき)」の続編、「真雀鬼(しんじゃんき)」の11作目、「奪われた死闘 片腕の代走屋」になります。
 

雀鬼のおさらい

いやぁ、麻雀を少しでも触ったことがある人なら誰しも観たことがある「大人気シリーズ」。
 
その中でも「1~2を争う高評価」の11作目。いわゆる「中原回」です。
 
公開年が2002年のオリジナルビデオなので、
 
「映画じゃねぇじゃねえかよ」
 
というツッコミや、
 
「今さらかよ!」
 
って反応があるかもしれないですが、今一度ビデオを揃えて通して観てた頃を思い出してお相手願います。
 
と、身内だけで盛り上がっても面白くないと思うので観たことが無いあなたのために雀鬼シリーズの説明をしますね。
 
雀鬼シリーズの主人公は「桜井章一」という実在の人物。
 
裏社会で麻雀の代打ちとして全国に名前を轟かせた人物です。
 
昔はヤクザ同士や、成金とのお金のやり取りに麻雀が用いられていました。
 
勝負するお金は法外な額。人の命、組織の存亡をかけた勝負なので遊び感覚では打てません。
 
なので代打ちといい、麻雀のうまい人がヤクザの組を背負って勝負していました。
 
桜井章一はその代打ちで「20年間無敗」という伝説を作ります。
 
雀鬼」シリーズはその闇稼業時代の対決を、スリルある麻雀ドラマとして表現された作品です。
 
ストーリーは、桜井と因縁のある打ち手との麻雀勝負がおもな内容ですが、対決にいたるまでのお互いのストーリーがツッコミどころ半分、シラケ半分で進みます。
 
そして後半はイカサマ麻雀勝負。イカサマにイカサマを重ねるイカサマだけの麻雀大会が始まります!
 
……なぜ人気なのかというと、
 
叩きつけて牌が割れんばかりの強打。
 
相手に見破られるだろうってほどのあからさまなイカサマ。
 
相手の手牌が見えてるかのような超常的読み筋
 
これらにツッコまずにはいられないのに、いつの間にか勝負がカッコよく見えてきて、見終わったあとに額に汗がにじむほど興奮してしまうんです。
 
まるでぺこぱのM-1の決勝を観るような、うさんくさいと思っていたのが段々ハマっていく感じと同じと思っていいです。
 

雀鬼のキャスト

主演の桜井章一役に田代まさしと並ぶシャブシャブタレント「清水健太郎」、通称「しみけん」が演じています。
 
清水健太郎と言えば覚醒剤で現在まで6度の逮捕歴があり、「雀鬼」と「ジャンキー」をかけたユーモラスな配役となっています。
 
シリーズを追うごとにしみけんの横幅が広くなって麻雀卓に正面から座れなくなってしまいます。
 
なので、体を半分横に向けて対面します。
 
その巨漢と浅黒い顔、滑舌の悪い様はまるでゴリラ。
 
一挙手一投足に笑いがこぼれます。
 

雀鬼11のあらすじ

では予習を終えたところで今作のあらすじです。
 
桜井章一は城島という代打ちと会い、互いに強さを感じとり、勝負する日を待ち望んでいました。
 
でも、城島は因縁のあるヤクザに試合当日腕を切り落とされ、結局勝負は桜井の不戦勝になります。
 
片腕が無くなるということはイカサマができなくなること。
 
もはや代打ちとして麻雀を打てない。
 
城島は失意の中街をさまよいます。
 
街を徘徊していると、高架で金網をよじ登り、線路へ飛び込もうとする中原という青年を見つけます。
 
中原を助けた城島は、行き場の無いという中原を家に住まわせます。
 
互いに何かを失っていた二人は、次第に麻雀で心を通じ合わせ、いつか叶わなかった桜井との勝負に挑むのでしたーー
 
 
 
 
ここからは本作のネタバレになります。
内容は薄いですが、もう観たって人やそもそも興味が無いよって人以外は注意してスクロールしてください。
 
 
 
 
 

雀鬼11のネタバレ

[追記 ]YouTubeに動画がありました

中原が代打ちとして強くなり、桜井と勝負。

そして戦意喪失するまでの動画がYouTubeにありました。


真・雀鬼シリーズ 個人的に好きなシーン集 その9(後編)

動画の編集をしてるのは自販機さんというニコニコ動画のユーザーさん。

 

この方も雀鬼の面白さにとり憑かれて、雀鬼を全力でPRしています。

 

テロップ付きなので分かりやすい編集です。

 

ストーリーのネタバレ

 

残念ながらストーリー展開は水戸黄門並にお約束になっていて、これと言ったネタバレがあるわけではありません。
 
城島の元で必死に麻雀を覚えた中原は、城島の代わりに代打ちを始めます。
 
相手の技を盗み、師匠の城島のヨミをも越える力のついた中原を見て、城島はいつか叶わなかった桜井との対決をセッティングします。
 
ついに始まった桜井と中原の麻雀対決。互いにイカサマを繰り出し、技術も読みもほぼ互角。
 
桜井の連れで打っていた雀荘のマスターにも「章ちゃん(桜井)が圧されてる……」と言わしめます。
 
ただ、そこは20年無敗の男。桜井が次第に力の差を見せてきます。
 
ついに終盤。互いに手の内を知り尽くした二人。
先にイカサマをすれば返されてしまう(イカサマを返された方が不利になる)。互いに動き出せない時、桜井はイカサマなしの勝負を持ちかけます。
 
そしてイカサマなし、互いの読みの勝負になりますが……。
 
20年無敗の男なので桜井が勝ちます。
 
そして最終局になりますが青年中原の配牌は最悪。戦意喪失してしまいます。
 
城島の激にも、フリーザ戦のベジータのように「打てないよ!」と駄々をこねます。
 
イカサマなしの勝負なら片腕が無い城島でも戦うことができます。
 
最終局、失意の中原に代わり、片腕を失った城島が桜井と対峙します。
 
……しますが、20年無敗の男なので敵いません。圧倒的な強さを見せつけられて負けます。
 
勝負後、打ちのめされた中原は強さを求め、城島に更なる師事を請うのでした。
 

見所ポイント

見所はなんと言ってもあからさまなイカサマです!
 
手前の山から配牌をごっそり入れ換える。
 
相手の当たり牌をつかんでしまったから取り直して違う山の牌とすり替える(カチャカチャ音を立てながら変えます)
 
相手の山にまで手を伸ばす
 
文で表現できないほどのツッコミ要素が満載です。
 
しかし今シリーズは他の作品に比べてストーリーの型が割としっかりできており、中原ファンを量産することになりました。
 
そして以後、中原は順レギュラーとして出番が増えます。
 
今作ではベジータみたいなヘタレっぷりでしたが、以降はベジータのような噛ませにはならず、魅力的なキャラになりました。
 
笑ってるつもりがいつの間にか胸が熱くなってくる。
 
ぺこぱの漫才のような麻雀ドラマ。
 
機会があればご鑑賞ください
 

枕草子に見える清少納言の矜恃

「春はあけぼの~」
 
多分中学とか高校の時に古文の教科書で見たことがあると思う「枕草子」。
 
徒然日記とか源氏物語とごっちゃになって、作者も清少納言だっけ?紫式部だっけ?
兼好法師だっけ?みたいに
うろ覚えだと思います。
 
中身はまぁ簡単に説明すると、平安時代の女性(清少納言)の思ったこと、体験したこと、仕えていた定子の自慢、そして自分の学をひけらかしたエッセイなんです。
 
なんですが。
 
最近というかここ何年か脚光を浴びてて(1000年前から今も読まれてるんだからずっと脚光を浴びてるわけだけど)、現代語訳の本とか、ギャル語で超訳した本なんかが量産されてます。
 
試しに読んでみたらハマってしまって電子書籍で全文書いてあるやつも購入してしまいました。

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あ、違うのも出てきた。
 
ヒカルの碁にハマって趣味で囲碁を……
 
という話はさておき、下巻の巻末に清少納言の時代近辺の年表がついてるんですが、清少納言とそれを取り巻く環境が壮絶でとても僕一人で抱え込めないと思ったので筆を取った次第です。
 

枕草子で繰り広げられる定子様age 

西暦996年頃から執筆が始まったとされる枕草子
 
「春は夜明けが気持ちいい」
「一緒に寝た男が朝にバタバタ身支度すると萎えるわ」
「坊さんの説法は坊主がイケメンだからこそ聞き甲斐があるってもんよ」
 
など、およそ1000年前に書かれたものとは思えない、というかそれだけ人間が進歩していないのか、とにかく現代でも共感を覚えるエッセイ集です。
 
作者は清少納言
 
27歳で一条天皇の后、藤原定子の家庭教師として宮仕えすることになる女性です。
 
エッセイの中身は世の中の事を独自の視点、感性で記した章段と、当時の清少納言の周りで起きたことを書いている日記的な章段があります。
 
この日記がもう清少納言の気持ちが爆発してるんですよね。
 
仕える事になった藤原定子様が可愛い!ヤバイ!
 
定子のお兄さんの伊周様もカッコいい!
二人で一緒に縁側に座ってしかも会話は博識で(しかもその会話の内容を理解できる私もすごくて)マジで2次元に入り込んだみたいだわ(ニチャア)
 
やっば!天皇陛下と定子様のいちゃラブ!
こんな目の前で拝見させてもらってよろしいのですか!?ありがとうございますありがとうございます!!
 
うわああああ!宮仕え万歳!!
 
と要約するとこんな感じでとにかく清少納言の興奮と恍惚が伝わってくる話が満載です。
 
推しのアイドルのツイキャスでコメントを拾ってもらえた感動と同等だと思います。
 
 
こんな惜しげもなく絶頂を見せつける作者なんて清々しくて興味持っちゃいますよね。
 
だから清少納言の半生と当時の歴史を調べたんです。
 
そしたら驚愕の事実が分かりました。
 

清少納言、超絶懐古厨だった。

清少納言は西暦993年の冬頃に、中宮定子の家庭教師として宮中に招かれます。
 
当時清少納言は27歳。都でそれとなく学問に精通している女性として噂になっていたみたいです。
 
初めての宮仕えも
「むっちゃ緊張して顔も上げれんしなんも喋れんかったわ。
でも定子様の声すっごい可愛いし、すだれからチラ見した手とかやっばムホホ
 
しょっぱなから変態を滲ませます。
 
当時、都で一番の権力者は藤原道隆という定子のお父さん。
 
そして定子は天皇の后。
 
この時代は平安京が世界の中心で、その世界のトップの家庭に入り込む。
 
今の時代で例えるなら……アメリカ?
 
トランプの奥さんのメラニア・トランプの秘書兼、唯一無二の親友?
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イメージが湧きやすいようにイヴァンカ・トランプに置き換えます。
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イヴァンカの秘書になって、世界中から
「イヴァンカの秘書がすごいらしい」
って噂になってまとめ記事とかウィキペディアまで作られるような感覚。
 
……うーん、例えがいまいちだな。
 
とにかく、推しの定子からも
清少納言はね、私の一番の理解者なの!」
とか言われてた。
 
一介の下級貴族の娘が異世界転生して殿上人ハーレムを謳歌してる感じ。
 
 
 
……だったんですが、でもそんなのは枕草子を執筆する前の昔の話だったんです。
 
そんな絶頂を繰り返して頭お花畑だったのは宮仕えからせいぜい1~2年しか続いていません。
 
993年冬に宮仕えを始めたんですが、定子の父親で都で一番の権力者だった藤原道隆が酒の飲み過ぎで995年5月に亡くなると、一気に雲行きが怪しくなります。
 
道隆の息子、定子の兄でイケメンだった藤原伊周と、後に藤原氏のトップになって歴史のテストでもよく出てくる藤原道長が権力争いをします。
 
そして伊周は負けてしまい太宰府に左遷。定子は髪を切って出家。さらには定子の実家が火事で消失。
清少納言藤原道長のスパイという噂を立てられ失意の内に休職して自宅にこもる。
 
こんなことが996年に起こっています。
 
そう。伏線回収ですが枕草子の執筆が開始されたのがこの996年頃から。
 
ただひたすらに不幸のどん底の時期に書き始めているのです。
 
そして定子も清少納言も後に都に戻って来ますが、後ろだても無くなり、天皇の后には藤原道長の娘をあてがわれて、復帰後もかつての栄華は見る影もない状態でした。
 
現実世界ではこの世の不幸をすべて背負ったような清少納言ですが、枕草子の中で昔を懐かしみ、強烈にはっちゃけている。
 
そこにえもいわれぬ魅力を感じました。
 

武士は食わねど高楊枝理論

「武士は食わねど高楊枝」
 
武士というのはいくら貧しくて食べ物が無くても食べたふりをして楊枝を使うということわざです。
 
簡単に言うとやせ我慢です。
 
枕草子には武士道が宿っているんですね。決して弱味を見せず、ただ華やいだ世界を墨に残す。
 
単なる妄想ではありません。武士の精神です。だから現代でも輝いているんです。
 
その精神が認められるのは、新渡戸稲造の著書「武士道」によって世界に評価されることが実証されたことからもわかります。
 
1000年前のブログのような内容が現代でも評価されるのはその「武士は食わねど高楊枝」を全身全霊をもって体現しているからなんですね。
 
歴史では落ちぶれていく定子の身の回りが見てとれる。
 
でも常にそばにいた清少納言は一切泣き言を書かない。
 
二人の死後に残っているのは2人の見ていた華やかな世界と楽しかった日々……
 
素晴らしいと思いませんか?
 
だからね、これに気付いてからの僕のブログを読み返した時のなんと恥ずかしいこと。
 
「女の子に期待したけどうまくいかなかったよ~」
 「世の中の雑学をまじえて女の子とのやり取りを失敗した話を漫画にしたよ~」
 
……クソが!
 
今まで書いた記事の8割が自虐ぞ!
 
紫式部日記が全然人気が無いのは、その中で
 
清少納言は間違った知識をひけらかして自慢気になってる痛い女」
 
ってひがみ全開のリプが晒されたせいだと思うんです。武士道の欠片もない。
 
誰かを傷つけるのは良くない。
自虐ネタというものも結局は自分を傷つけてるんですよね。
 
今回のM-1でも誰も傷つかないネタのぺこぱやミルクボーイが評価されて、決勝に残らなかったすゑひろがりずも絶賛されてます。
 
何かを貶めて取れた人気は1000年続くことは無いんだなと思いました。
 
 
 
 
ということでね。自虐みたいなのは今後封印しようと思います。
 
男たるもの気丈にふるまって肩で風を切らなきゃいけないんです。
 
その方がね、もし弱味を見せたときに「私にだけ本心を打ち明けてくれてる」って思わせることもできるし……ね?
 
↑こういうところやぞ。
ということで話が散らかってきたようなので終わり

無料版はてなブログでGoogleアドセンスの審査に合格するまで

ブログを始めるとき、
 
「サーバーと独自ドメインを取らないと、無料ブログではグーグルアドセンスに合格しないよ!」
 
という話をよく聞くと思います。
 
でも、ツイッターや他の方のブログで
 
「無料ブログでもアドセンスに合格した」
 
という話がちらほら書いてありました。
 
「いずれドメインをとって有料ブログに移行しよう。でもまだブログの事もよくわからないし、お金をかけずにブログを練習しよう」
 
という気持ちで続けていたこの無料のブログ。
 
試しに審査してもらったところ、なんと本当にアドセンスの審査に合格しました!
 

↑そのときの画像です。
 
最初は審査に落ち続けてました。他の合格されたブログを読んで対策を……していません!
 
落ちては再審査を続けていたら受かりました。
 
僕には合格した理由が分からないのでとにかく僕が合格するまでの過程を備忘録のつもりでつらつら説明しようとおもいます。
 
多分有識者が審査に合格した理由を解明してくれるはずです。
 
 ↓受かったことを報告してるブログ

kurogoat.hatenablog.com

 

初心者、ブログを開設する

ブログを始める以上、小銭でもいいからグーグル様にお駄賃をもらいたいと思っていました。
 
逆ですね。お金を稼ぐ手段としてブログを選びました。
 
ブログを立ち上げる方法をいろんなサイトを検索して調べると、まずワードプレスの事が書いてあったと思います。
 
そして、ワードプレスをインターネット上に公開するのにサーバーとドメインを契約しなければいけない。
 
無料ブログではグーグルアドセンスに受かることができない、と。
 
僕も最初はサーバーとドメインを登録してワードプレスでブログを始めようと思ってました。
 
でも、かかるんですよね。
 
月額費用
 
まだブログがお金を稼げるのかということも疑問視してるし、ブログについてもよく分かってないし、よく目にするのは
 
「ブログが人に見られるようになるには3ヶ月から1年はかかる」
 
って言葉。
 
趣味になるかも分からないものにお金を払うのは怖いので、このはてなブログで開設することにしました。
 
お金にならない焦りと、サーバーとかの月額費に追いかけられながらだとやる気がなくなっちゃうと思ったので。
 
恋愛もそうですよね。
 
興味の無い人に追い回されてもげんなりするし、やっぱり好きな人を追いかけてる方が楽しいですよね?
 
あ、なんか気持ち悪いな。ここカットでお願いします。
 
とにかくブログというものに慣れるためにはてなブログを選びました。将来有料に変えることもできると思って。
 

無料ブログでアドセンスに合格する情報を見つける

ブログの開設と同時に放置していたツイッターも開きました。
 
他のブロガーとの交流や、有益なツイートが落ちてるので勉強のつもりで始めようとの考えからです。
 
で、ツイッターを徘徊してるとチラッと見かけたんですよね。
 
「無料ブログでもアドセンスに合格したよ」
 
というツイート。
 
で、はてなブログでもできるのかググってみたところ

しゅんごいありました!
 
なので自分もさっそくアドセンスに登録。サイトを申請しました!
 

アドセンスに落ちる。

グーグルアドセンスにブログのURLを登録し、コードをブログのヘッダー?にコピペして(この辺はマニュアルを見よう見まねでやりました)、果報を待ちます。
 
するとgmailに返信が!

だが…っ!無理…っ!!
圧倒的不合格…っ!
 
アドセンスのサイトに行くと問題を解決して再度申請しろと書いてあります。
 
受からない原因は
 
1.サイト上にコードが見つかりませんでした。コードが不足か不完全、もしくはサイトのURLが間違ってるかも
 
2.サイトが停止しているか利用できていません。
 
の2つ!
 
いやいや、①コピーに抜けがないか確認したし、URLも問題なし。
 
②ちゃんと投稿できてますけど?(怒)グロッキーになりながらもブログ書いてたんですけど。
 
そもそも①でサイト回ってコード探し回ってたらブログが生きてるかどうか分かるやろ!!
 
……と返答になぜかキレてたんですが、実はこの返答が来たのが11/3。
 
ブログを立ち上げたのが10/31……
 
記事数……4!!
 
しかも内容は「福岡の人間なのにうまかっちゃんよりも醤油ラーメンを食べたくなった」とかいう謎の中身ww

kurogoat.hatenablog.com

 
そらケンシロウばりのブログの達人なら
 
「お前(のブログ)はもう死んでいる」
 
と言いたくなるのも分かる内容でした。
 
ただ、特に中身を変更することなく、記事が増えたらもしかしたら受かるだろうという気持ちで再審査を申請しました。
 

落ちる。落ちる。

その後のgmailの返信は、確認したところ
 
11/21
11/22
11/24
12/5
12/7
12/13
12/15
 
となってます。
 
計8回落ちてる!
 
これはグーグルも困ってたかもしれん。問題を指摘してるのに一切変えずに再提出し続けるやつがいるんですからね。
 
そしてブログの方も

露骨にやる気をなくしてる!!
 
やっぱり人間、思った成果が無いとモチベーションが無くなってしまうんですね。
 
仕事が忙しかったのもありますが、「じゃあ今は何よ」って話ですもんね。
 
ただ、12/5くらいで吹っ切れます。
 
そもそも練習で始めようとしてたはずなのに落ち込むのもおかしな話。
 
どうせだからやりたいこと一通りやって、それに練習も兼ねて、続けられたら有料版にすればいい
 
と思い直し、それからしばらくはマンガの投稿に変わりました。
 
ダメ元で申請は続けてましたが、合格できるつもりもなく、何度も続けていたせいで
 
不合格→再審査
 
が習慣化されてしまっていたのだと思います。
 

12/20、なぜか合格する

そして、何もブログをいじることなく再審査を繰り返していたこのブログがなぜか合格します。

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コンテンツのほとんどない1~2枚の画像を貼っただけのブログなので、そもそも審査に不利だと思ってましたが合格しました。
 
変わった事といえば、
・合格の通知が来る直前のPVが変に増えた事

・ブログの記事数が15記事になってたこと
 
・ずっとほぼ0PVだったのがわずかにPVが増えてきた事
 
……くらいですかね。
 
本当に何もしてないんです。
鳥山明先生のニコチャン大王のエピソードみたいですね。

まとめ

ということでよくわかりません!
でも合格しました!
 
かといって合格したからといって簡単には収益には結び付かないと思います!
 
ただ、収益の最大化というものを勉強できる機会だと思うのでブログの執筆と平行して頑張ろうと思います。
 
 

初心者がブログ20記事を投稿して思ったこと

明けましておめでとうございます。
 
去年の11月からブログ、もといマンガを書きはじめ、なんとか1ヶ月坊主にならず20記事を越えることができました。
 
お陰さまで閲覧も増え、次の節目の30記事まで頑張ろうと思う所存です。
 
今回は20記事までに起こったことや、キリがいいので12月のPVの以降を報告したいと思います。
 

20記事を投稿するまでのこと

期間
前回10記事投稿までにかかった期間は約40日でした。
 
今回の11~20記事の投稿までにかかった期間は20日
 
期間は半分。2日に1記事のペースで投稿できました。
なのでちょうど2ヶ月で20記事に到達しました。
 
(2020.1/19追記)
30記事到達しました
 
Googleアドセンスの審査に通りました
まず大きな変化として、12/20にグーグルアドセンスの審査にこのブログが合格しました!

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見てわかる通りこのブログは無料ブログです。
 
何度も審査に落ちましたが無料ブログでも審査に合格できてよかったです。
 
↓合格するまでの心境をまとめました! 

kurogoat.hatenablog.com

ブログでの収益化を考えてブログを始めたいと思っている完全初心者の方々に、初期投資をかけなくても形だけ構築できることを見せていきたいです(収益は別として……)
 
記事の内容
投稿した10記事は8割8コママンガでした!
 
描いていくうちにだんだん描くペースは上がっていったのですが、その間に思い浮かんだ事を描いてみたくなって……と繰り返していくうちにマンガだらけになりました。
 
そして4コマにまとめず、8コマにしてるという……
 
今後ネタもみがいていって、それと同時にコンテンツライティングも少しずつがんばりたいと思っています。
 

PV

ちょうど年明けに20記事を投稿できたので、12月のPVでまとめます。
 
2019年12月の月間PVですが、
247PVでした!
 
……少ないです?
 
でもこれ、11月が19PVなんですね。
12倍になってます。12月なだけに!
 
……あ、えっと、画像があります。

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これはクリスマスにスクショしたやつなんですが、12/11から何かが来ました。これは前回の10記事報告でも書いていましたね
 
そしてそれ以前を見ると1日0~2PV。
 
ほとんどブログを見られることなく、覗いてもすぐに去って行ってることが分かります。
 
多分初心者が脱落してしまうのは、この書いても見てもらえない時期に耐えられないからなんじゃないかなと思いました。
 
なので、初心者からは20記事書くモチベーションになって、もっと成功してる人からはマウントをとれて、僕からしたら閲覧が増えてて、
みんなが笑顔になれる報告になったかと思います。
 

収益

収益は無いです。以上。
 

今後に向けて

とにかくがむしゃらに20記事(ほとんどマンガ)を書いていたので、マンガにしても質を追求しつつ、他の方の作品を見に行ったり交流をしていきたいと思っています。
 
そしてライティングスキルも少しずつ上げたいのでSEOを意識したブログ作りもはじめていきたいです。
 
自分の中では100記事までは初心者のつもりで、まず継続していくことを意識します。
 
あ、PVとかは増えると嬉しいですが、まだ一喜一憂しないように考えます。
ガチガチの職人のように評価を気にせずもくもくと記事を上げる。
 
もし見に来てくれる人がいても内容が少ないとPVも増えないだろうし、気に入った記事が無いかもしれないので。