DuckDuckGoという新進気鋭の検索エンジンを使ったら無事死んだ
過去には様々な検索エンジンがありましたがどれも廃れていって見る機会が減ってきました。
しかし、最近1つの検索エンジンサービスが物凄い勢いで利用者を増やしています。
その名はDuckDuckGo
……でもごめんなさい。いろいろ解説する前にギブアップします。
検索エンジン
まずは検索エンジンについての説明をします。
検索エンジンとは、調べたい単語を元に適したサイトやページを抽出して探し出してくれるシステムです。
GoogleやYahoo!が有名ですね。
調べものをするときに普段なにげ無しにサイト検索するあれです。
昔は検索エンジンに自分から登録しないと表示されないなんて不便な時代もあったんです。
内輪で楽しむ時なんかは検索エンジンに登録しないで紙に書いてもらったURLを一生懸命打ち込んでブックマークしてました。
今では検索エンジンがタイトルや中身を元に勝手に選んでくれるようになって随分使いやすくなりましたね。
昔は……と昔話が続いちゃうのですが、色んな検索エンジンがありました。
それがDuckDuckGoという検索エンジンです。
DuckDuckGoの魅力
DuckDuckGoも他の検索エンジンと使い方は変わりません。
この間の抜けたアヒルの下に検索したいワードを入力してサイトを検索します。
では何が他の検索エンジンと違うのか。それはワードを入力するところの下に書いてあります。
あなたを追跡しない検索エンジン
Googleはこれまであなたが検索した結果から、あなたがどんな人でどんなことに興味があるのかを推測し、検索結果を表示します。
DuckDuckGoは逆にあなたの情報を一切受け取らず、純粋な統計でページを表示します。
公式ページではやたらと情報を受け取らない事を強調しています。
DuckDuckGoが伸びる要因となったGoogleの事件
なぜDuckDuckGoが伸びているのかというと、Googleが集めた個人情報を警察に提供したり流出してたからなんですね。
Googleに限らず、インターネットでは度々個人情報の漏洩が起こっていますが、DuckDuckGoはそもそも履歴を収集しないから安全!ということで情報流出のニュースがあるたびシェアを広げて来ました。
現在利用は2019年で年間15億アクセス。1日5000万アクセスあります。
シェアはGoogleの1%程度とまだまだですが認知が広がり利用者が増えています。
DuckDuckGoを実際に使ってみた
ということで僕もスマホのトップに実装し、試しに利用してみました。
調べるは自分のページ。「黒ヤギのアイデアスイッチ」にしましょう。
※「アイデアスイッチ」だけだとなぜか福岡の文房具屋さんがトップに出てきますからね。
認知度が低いのでガッツリ全ワード検索です。
まずはGoogle先生。
(画像と分かるように着色しています)
皆も検索してね!
で、お次はDuckDuckGo
……なるほど。検索でアクセスされた回数の多いページ順に掲載されてます。
Googleでは僕の情報が入っているから、普段トップの一覧ページを開く事を知ってるから一件目に出されるんですね。
まるで行きつけの居酒屋で注文してないのにいつも食べてるメニューを出される感じ。
DuckDuckGoはそんな情報が無いからとりあえず店の看板メニューから順番に見せるという感じです。
なるほどなるほど。検索結果はGoogleの方が求めてるものを出してくれてる感じ。
……と、おお!DuckDuckGoから開いたページ、なんかスッキリして読みやすいぞ!
スッキリしてて、死んだ
すごいすごい!試しに開いたページ、よく分からないけど読みやすいぞ!
つらつらーとスクロールしてみたら文字が頭に入ってくる!
なんだろう。このスッキリした感じが癖になってシェアを広げてるのかな。
どうやって読みやすくしてるんだろう。文字を大きくしてるのかな?
……ん?スッキリ?
あ!!
広告が!ない!
アドセンスを記事内に差し込んでいたけど表示されていない!
はてなブログが入れてる広告も出てこない!
そ、そうか!アドセンス広告は取得したデータから訪問者に適した広告を挿入するシステム。
情報を提供しないDuckDuckGoだと表示する機会すら無いんですね。
自分で選んだアフィリエイト広告は残ってます。
なるほど……広告に追いかけられないってのはこの事なのか……恐るべしDuckDuckGo
DuckDuckGoまとめ
このようにDackDackGoは個人情報の保護、というかそもそも個人情報を一切受け取らない検索サービスです。
個人情報に敏感なブロガーは試して……みませんよね。
相手に自分を知ってもらうことって大事なんですね。